ヨーロッパ、中近東、香港等世界の各地で紛争がおきている。
それぞれ別の理由があるようで、根底にあるものは格差に対する
怒りではないだろうか。
東西冷戦が終わり、共産主義が消滅したことにより資本主義
世界は歯止めを失い、競争に活路を求めた。それが、必然的に
格差の拡大を招いたと思う。
日本においても富の集中(1千億円超の口座残高の通帳を公開
している金持ちがいた)が進み、片やで生活保護世帯が増加し、
大企業と中小企業の差もどんどん開いている。そこに問題を感じ
ながらも格差是正に向けての方法がわからないのではないか。
私は人には闘争本能が有り、ある程度の競争は不可欠だと思う。
しかし、同時に弱者への思いやり、優しさもそれ以上に大切なの
ではないだろうか。
会社の中でも、国や大企業と戦っていかなければならない所も
あるだろう。社内での競争も一定程度必要だろう。
しかし、それをふまえた上で社員全員がより豊かに、より幸せに
なる道を常に探し、求める経営ができればと願っている。
爺爺